「日本みつばちの採蜜をした」http://juicylab.blogspot.com/2018/06/blog-post_27.html
6月26日火曜日。
町田のあした農場に置かせてもらっている羽根木みつばち部の日本みつばちの採蜜をしてきた。
羽根木時代にちょっとやったことはあるが、あした農場の巣箱は重箱式で、一段を丸ごと抜いていただいて採蜜する方式だ。
これは初めて。
みつばち部の重箱はすでに6段積まれていて、分封後も順調に巣がのびていた。
重箱式の採蜜は、貯蜜部屋である一番上の段から順次おこなっていることになっている。
だから、今回は最上段をひと箱いただくことにした。
巣箱全体を固定しているロープというかテープをはずしたら、まずてっぺんの蓋を止めているネジをはずす。
電動ドライバーが活躍する(昨夜忘れずに充電しておいてよかった)。
蓋をはずすと、最上段の巣のようすがあらわれる。
巣はびっしりと作られているが、最上部には貯蜜がない。
梅雨時期にはいって、足りない蜜が使われてしまったのかもしれない。
が、下部のほうを観察してみると、盛んに働き蜂が出入りしていて、蜜が足りないようすはない。
おそらく、長く伸びた巣の下のほうでは、産卵、幼虫育て、花粉や蜜の貯蔵がおこなわれているのだ。
とにかく、最上段をいただくことにして、固定していたビスをはずし、ピアノ線に取っ手をつけた道具で巣を切り離す。
ひっくり返してみると、下のほうには大量の蜜が貯められていた。
この分だとおそらく二段めには、もっとぎっしりと蜜が貯められているだろうと思われる。
糖度も十分にあがっているだろう。
このまま二段めも採蜜しようかと思ったが、ちょっと迷って、週をあらためることにした。
継ぎ箱の作業もしたいので、時間がかかりそうだったからだ。
最上段を抜き取り、また蓋をかぶせ、ロープを締めて、現地作業は終了。
あとは蜜の詰まった巣箱を国立に持ち帰り、みんなで蜜を採る作業。
巣を切りとって、蜜が垂れやすいように包丁で切り分け、ざるにいれてボウルで受ける。
こういうふうに採れた蜜のことを「垂れ蜜」という。
今日だけで、垂れ蜜が2キロくらい採れた。

7月3日火曜日。
2度めの採蜜。
先週、1段いただいたとき、だいぶ巣がのびていて、もう1段いけそうだったのと、継箱をしておかないとスペースに余裕がなくなりそうだったので、その作業をしに行ってきた。
2回めともなるとちょっと慣れてきて、参加した部員のみなさんもてきぱきと自主的に動いたり、箱を入れ替える作業を実際におこなったりした。
みつばち部が去年から採用している養蜂の方式は重箱式というもので、一般的な箱よりサイズがやや小さい。
女性でも扱いやすいサイズだ。
蜜がぎっしりと詰まった箱はかなり重くなる。
とくに箱を全部持ちあげて、再下段に箱を継ぐ作業などは、力がいるのだが、このサイズだと女性でも、あるいは男性でも非力なほうな私でも可能だ。
みつばち部はいま、2群いるのだが、その両方ともに1段ずつ継箱をしておいた。
群は勢いがあって、まだまだ伸びてくると思われる。
今月中にもう一段ずつ、継ぐ必要が出てくるかもしれない。
抜き取った最上段の蜜が詰まった箱は、国立に持ちかえって、蜂蜜の分離作業をおこなった。
前回より多いだろうと予想していたが、実際にはほとんどおなじか、少し多いくらいだった。
それでも3キロ近く採れた。
みつばちたち、ありがとう。
日本みつばちを飼う、それをサポートする、あるいは日本みつばちの蜜を購入していただく、というのは、間接的に日本の自然環境を守ることに力を貸すことになる。
興味のある方はみつばち部に参加してみてください。
参加しなくても、やや割高に感じるかもしれないけれど、日本みつばちの蜂蜜を購入して楽しんでください。
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