2018年7月6日金曜日

7月31日は、みつばち部まつり!

あした農場のニホンミツバチは元気です!
苦労して捕まえた分封群も定着!
羽根木みつばち部のみつばちは、現在2群が元気に活動中です。

このたび2度にわたって、古株の巣から2段分のハチミツを採取しました。
とろ〜りタレ蜜が3リットル近くありそうです。
しかもマスカットのような爽やかかつリッチな味わい、すばらしい出来栄えです♡

このあと巣脾を絞って残ったハチミツを取る作業、そしてその絞りカスからミツロウをとる作業があります。
同時に、ハチミツやミツロウの頒布、もちよりごはん会&みつばち部総会、そして夜には久々のBee's Cafe(おはなし会)を、7月31日(火)の午後から夜にかけて国立でやろうということになりました。

みつばち部員の方はどうぞふるってご参加ください!
お友だちの同伴もOKです。
Facebookのみつばち部グループのイベントページで参加クリックして、コメント欄にいつから参加・同伴者名などをご記入ください。
一般の方(上記FBページが見られない方)は、夜のBee's Cafeからご参加いただけます。
参加希望の方は、お問い合わせフォームからお申し込みください。

みつばち部まつり2018開催要項

日時:7月31日(火)
14:00〜:巣牌圧搾(採蜜)&ミツロウ作り
18:00〜:もちよりごはん(一品持ち寄り)+総会(会計報告・会費についての説明・活動計画作りなど)
19:30〜:Bee's Cafe みつばち勉強会&ハチミツ試食&頒布会

参加費:部員500円〜(場所代として最低500円+カンパ)/一般1500円
※ 年会費未納の方はご持参ください。

会場:春野亭(JR国立駅から徒歩5分)※詳しくはお申し込みの方に直接お知らせ。

個人の持ち物:エプロン、手ぬぐい・タオル等、ハチミツをほしい人は瓶、もちよりごはん一品以上

共同の持ち物:漉し器(網目のあまり細かくない茶こしなど)、たまねぎの赤いネット袋を手に入れられる人は持ってきてください!


ハチミツ頒布を希望される方は瓶をご持参ください
100g 部員1000円/一般2000円
※100g以上は部員も一般と同じ2000円です
※量が限られているので2瓶以上はお断りする可能性もあります
※今回のハチミツの比重は1.5です=100gで67ccぐらいなので、それくらい入る瓶をご用意ください。


ミツロウ頒布も検討中です(30g1000円くらい?)
※無処理、無農薬、ノーケミカル
(飼育されているセイヨウミツバチは抗生物質などを与えられることがありますが、みつばち部のニホンミツバチには人工物は一切与えていません)


とったミツロウでエコラップやクリームを作るワークショップをできればいいなと思っています。指導してくださる方を募集中です!

2018年7月4日水曜日

ニホンミツバチの採蜜

羽根木みつばち部長・水城のブログから転載して編集しています。
日本みつばちの採蜜をしたhttp://juicylab.blogspot.com/2018/06/blog-post_27.html



6月26日火曜日。
町田のあした農場に置かせてもらっている羽根木みつばち部の日本みつばちの採蜜をしてきた。

羽根木時代にちょっとやったことはあるが、あした農場の巣箱は重箱式で、一段を丸ごと抜いていただいて採蜜する方式だ。
これは初めて。

みつばち部の重箱はすでに6段積まれていて、分封後も順調に巣がのびていた。
重箱式の採蜜は、貯蜜部屋である一番上の段から順次おこなっていることになっている。
だから、今回は最上段をひと箱いただくことにした。

巣箱全体を固定しているロープというかテープをはずしたら、まずてっぺんの蓋を止めているネジをはずす。
電動ドライバーが活躍する(昨夜忘れずに充電しておいてよかった)。

蓋をはずすと、最上段の巣のようすがあらわれる。
巣はびっしりと作られているが、最上部には貯蜜がない。
梅雨時期にはいって、足りない蜜が使われてしまったのかもしれない。
が、下部のほうを観察してみると、盛んに働き蜂が出入りしていて、蜜が足りないようすはない。
おそらく、長く伸びた巣の下のほうでは、産卵、幼虫育て、花粉や蜜の貯蔵がおこなわれているのだ。

とにかく、最上段をいただくことにして、固定していたビスをはずし、ピアノ線に取っ手をつけた道具で巣を切り離す。

ひっくり返してみると、下のほうには大量の蜜が貯められていた。
この分だとおそらく二段めには、もっとぎっしりと蜜が貯められているだろうと思われる。
糖度も十分にあがっているだろう。

このまま二段めも採蜜しようかと思ったが、ちょっと迷って、週をあらためることにした。
継ぎ箱の作業もしたいので、時間がかかりそうだったからだ。
最上段を抜き取り、また蓋をかぶせ、ロープを締めて、現地作業は終了。
あとは蜜の詰まった巣箱を国立に持ち帰り、みんなで蜜を採る作業。
巣を切りとって、蜜が垂れやすいように包丁で切り分け、ざるにいれてボウルで受ける。

こういうふうに採れた蜜のことを「垂れ蜜」という。
今日だけで、垂れ蜜が2キロくらい採れた。



7月3日火曜日。
2度めの採蜜。

先週、1段いただいたとき、だいぶ巣がのびていて、もう1段いけそうだったのと、継箱をしておかないとスペースに余裕がなくなりそうだったので、その作業をしに行ってきた。
2回めともなるとちょっと慣れてきて、参加した部員のみなさんもてきぱきと自主的に動いたり、箱を入れ替える作業を実際におこなったりした。

みつばち部が去年から採用している養蜂の方式は重箱式というもので、一般的な箱よりサイズがやや小さい。
女性でも扱いやすいサイズだ。

蜜がぎっしりと詰まった箱はかなり重くなる。
とくに箱を全部持ちあげて、再下段に箱を継ぐ作業などは、力がいるのだが、このサイズだと女性でも、あるいは男性でも非力なほうな私でも可能だ。

みつばち部はいま、2群いるのだが、その両方ともに1段ずつ継箱をしておいた。
群は勢いがあって、まだまだ伸びてくると思われる。
今月中にもう一段ずつ、継ぐ必要が出てくるかもしれない。

抜き取った最上段の蜜が詰まった箱は、国立に持ちかえって、蜂蜜の分離作業をおこなった。
前回より多いだろうと予想していたが、実際にはほとんどおなじか、少し多いくらいだった。
それでも3キロ近く採れた。
みつばちたち、ありがとう。

日本みつばちを飼う、それをサポートする、あるいは日本みつばちの蜜を購入していただく、というのは、間接的に日本の自然環境を守ることに力を貸すことになる。
興味のある方はみつばち部に参加してみてください。

参加しなくても、やや割高に感じるかもしれないけれど、日本みつばちの蜂蜜を購入して楽しんでください。

2018年5月22日火曜日

みつばち部の新分封群、順調に成長中

みつばち部長・水城のブログから転載しています。
http://juicylab.blogspot.com/2018/05/blog-post_22.html



先月、捕獲に成功したみつばち部の日本みつばちの分封群だが、その後、点検に行けていなくて気になっていた。
あした農場の渡辺さんがちょくちょく様子を見てくれていて、順調だと報告を聞いていたので安心ではあったが。

昨日ようやく、みつばち部員の和食ちゃん・野々宮といっしょに見に行けた。
みつばち部の最初からいた群の巣箱には、さかんに働き蜂が出入りしている。
次々と飛びだしていっては、次々ともどってくる。
もどってくるなかには、花粉団子を後ろ足にくっつけているものもいる。
花粉は白っぽくて、そういう花が近くに咲いているのだろう。

あとでわかったことだが、コリアンダー(パクチー)の花が大量に咲いていて、立派な蜜源となっている。

分封群のほうは、箱一段だけだったので、そのなかにちゃんと巣ができているのかどうか気になっていた。
下の点検窓をあけてみると、巣がちゃんとできていて、それどころかもう底につきそうなほど成長しているではないか。
すぐに継ぎ箱したほうがよさそうだ。
みつばちも盛んに出入りしていて、蜜と花粉を集めている。
つまり、幼虫が順調に育っているようだ。

数日中に分封群には2段、元のほうにも1段、継ぎ箱をしに行くことにした。
巣箱のまわりで伸びはじめたクズのツルなどを刈って、飛行ルートを確保しておく。
まだ1、2回は分封しそうな感じだが、よくわからない。

ともあれ、順調でよかった。

2018年4月23日月曜日

日本みつばち分封群の捕獲に成功!

みつばち部長・水城さんのブログから転載します。写真は野々宮撮影。
http://juicylab.blogspot.com/2018/04/blog-post_30.html

地上から5メートルほどの木の股あたりにとりついた蜂球

町田のあした農場で飼っている日本みつばちが分封した。

昨日、渡辺さんから分封がはじまっていると連絡をいただいた。
午後の遅い時間だったので夜越しするだろうと思っていたら、案の定今朝になっても蜂球が動かないという。
おもむろに車で駆けつけたら、上の椎の木(樫だったかな)のかなり上のほうの枝に蜂球を作っている。
かなり高い枝だったが、前の2度の分封群ほどは高くなかったので、捕獲を試みることにした。

長い竿というか鉄パイプの先に虫取り網をくくりつけて、脚立の上にあがる。
伸ばしてみると、網は蜂球に十分届く長さだ。
慎重に蜂球の下側からすくいあげるようにしたら、うまいぐあいにどっさりと網のなかに落ちてきた。
そのあと待ち受けにしていた巣箱に移すのにちょっと手間取ったが、渡辺さんにサポートしてもらって、なんとか群の半分くらいは捕獲できた。

女王蜂がはいっているかどうかが賭けだったが、どうやらはいっていたらしく、しばらくすると枝にいた群も巣箱のなかに移っていった。
あらためて夕方に行ってみると、あたらしい巣箱に落ち着いたようで、巣門に仲間を呼ぶ蜂がお尻を突きだしてフェロモンを撒いていた。

雨のかからないテントの下に移したが、このまま居着いてくれるとうれしい。
分封が起こったもとの巣箱を内検してみると、まだかなりの勢いがあって、あと1、2度は分封しそうだ。
渡辺さんの群はすでに2度分封しているが、勢いからいってもう1、2度分封しても不思議はない感じだ。

この先、分封が起こったとき、同様にかなり高い枝に集合する可能性が大きいが、今日の方法を使えぱ相当高いところでも捕獲を試みることができそうなので、チャレンジしてみたい。

いずれにしても、あした農場というすばらしい環境で、農薬の心配もなくすくすくと育っているみつばちたちを見るのは、この上ない幸せだ。
すべての大地がこのように安全で幸せなものになればいいのに、と思う。


2018年4月20日金曜日

活動再開


羽根木ではいったん死滅したニホンミツバチ。

2016年夏の羽根木の家の賃貸契約終了にともない、羽根木みつばち部は次なる場を求めてほそぼそとおはなし会などの活動を続けていましたが、紆余曲折ののち、現在は町田市のあした農場さんに場所を得て、飼育活動を再開。
月に数度、あした農場さんを訪ねてミツバチたちの世話をしています。

2018年、無事冬越ししたニホンミツバチたちは、緑に囲まれたすばらしい環境のなかで、元気に飛び回っています。
見学希望や新たな仲間も受け入れ中です。